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AI医療 ISH・IHC・FISH の比較表

ISH・IHC・FISH の比較表

項目ISH(In Situ Hybridization)IHC(Immunohistochemistry:免疫組織化学)FISH(Fluorescence In Situ Hybridization)
検出対象DNAやRNA(遺伝子配列、mRNA発現)タンパク質(抗原)DNAやRNA(特に染色体や遺伝子配列)
原理相補的な核酸プローブと標的配列のハイブリダイゼーション抗原抗体反応ISHの一種。蛍光標識プローブでハイブリダイゼーション
標識方法蛍光・酵素・放射性同位体など酵素標識抗体(DAB発色など)、蛍光標識抗体蛍光色素(FITC, Cy3, Cy5など)
検出機器光学顕微鏡、蛍光顕微鏡、オートラジオグラフィー光学顕微鏡(発色)、蛍光顕微鏡蛍光顕微鏡
得られる情報・遺伝子の局在
・mRNA発現パターン
・タンパク質の局在
・発現量
・染色体異常
・遺伝子増幅や欠失
・転座の有無
主な応用・がんの遺伝子診断
・ウイルス感染の検出
・発生学研究
・がん病理診断(HER2、p53など)
・炎症や感染症での抗原検出
・染色体異常(ダウン症など)
・がんにおける遺伝子異常(BCR-ABL転座など)
長所遺伝子レベルでの発現を直接確認できるタンパク質を直接確認できる(機能的指標)染色体異常や遺伝子コピー数を高感度に検出可能
短所感度がやや低いことがある翻訳後修飾や抗体特異性に依存蛍光顕微鏡が必須、シグナル退色の問題

まとめ

  • ISH:DNA/RNAの局在を見る(遺伝子レベル)
  • IHC:タンパク質の局在を見る(機能レベル)
  • FISH:ISHの蛍光版で、特に染色体異常や遺伝子コピー数解析に強い

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